2017年3月28日火曜日

梅をおもうと、、、

昔、
梅干しは、大変な境遇(戦争や食料不足)の時に
人々を救った事があったと聞かされた。

それはどうしてか、梅干しをおもうと出てくる唾液。

水も飲めない時があったのかもしれない。

唾液の働きは知れば知るほど素晴らしい。

酵素の働きで口の中を修復したり必要ない細菌などを消したり

のどの潤いを保ったり、血液を循環させるなど。

それにしても本当にどうして唾液が出るんだろう。

同じすっぱい食材もあるけれど、それほど反応はない。

食べてもいないのに、もう梅の薬効的働きかけがはじまるなんて。




2017年3月15日水曜日

自然界からのスケルトン教科書

凛とした空気のある朝、異国の地より飛来してきた
あの美しい鳥達は、毎年どうして同じ場所へやって来れるのだろうと
尊敬の眼差しで車越しに想いにふける。

便利で不便なものをたくさん作って来た人間の様に
グーグルマップや地図など持たずして、ちゃんと目的地へ
しっかり着陸してくる。

ある朝、鳥達が再びの目的地を目指し飛んで行った。
とても身軽で、自分の心から憧れの気持ちがきこえてきた。

人の暮らしの中に、どっしりしながらも身軽さが
必要な事がある。

植物は、同じ場所で生きている様で、とっても身軽で
柔軟な性質を持っているみたい。

受粉してもらう為に、自ら蜂の舌の長さにあわせた
姿に変容してみたり、未来へ種を残すために、葉の高さや
実のなり方を地球ネットワークで表現する。

なんて逞しく、生命力あふれているんだろう。

自然界からの学びは、どこの教科書にも乗っていない
旬の学びがいっぱい。

終わりのない、いつもはじまりの学校へ入校しちゃったからには
失敗を恐れず、頭の声ではなくって、心の声に耳を澄ませて
いつかの卒業までテクテク歩いて行こう。






2017年3月6日月曜日

梅の八徳

先日、梅の研究されている方より「梅の八徳」と言うものを聞かせていただきました。

梅は徳のある木で、百樹の聖賢とも言われているそうです。

1 衆樹にさきがけて咲き、目を楽しませる。

2 芳香良く鼻を楽しませる。

3 風姿美しく、庭に飾るに良し。

4 鶯鳥てんてん、耳を楽しませる。

5 実り豊かに、口を楽しませる。

6 梅干しなりては、身体を養う。

7 魚と共に煮る時は、その毒を消して生臭を去る。

8 核仁また良薬にして、灼熱を除き目を明らかにする。

枕の草子にも「木の花は濃きも薄きも紅梅」と書かれている様に、古くは日本で花見と
言えば、梅の花を指したそう。

寒い空の下、ポッと可愛らしく咲く梅の花には、心に春を思わせてくれる
嬉しい存在。

能登の梅はまだまだ蕾ですが、ようやく少しづつ咲きはじめているこのごろです。


2017年3月4日土曜日

如月

奥能登へ来て、一周(一年)してみては、冬は本当に冬らしく、改めて四季を
感じました。

如月は、「氣が更に来る」とも。

能登大地からも、冬眠を終えた虫たちも
軽やかに空中を舞い始めてきました。
ふわりふわり。

イノチのオーケストラのはじまりです。
夏の蝉の大合唱までに、様々な生命の出番がやってきます。

虫達も四季をしっかり感じ生きている。
それだけで、どこかの生命へ恩恵と言う名の置き土産して行く。

昨年の梅林は、沢山の実をつけていた。

きっとそれも、生命の働きの恩恵に違いない。

今年は、そんなイノチのオーケストラの一員に入らせてもらえるだろうか。







2017年2月27日月曜日

梅暦

梅からの伝言にちゃんと耳を澄ませて、今年は梅のリズムに乗っては
踊らされつつあります。

これまで気にもしてこなかった梅の繊細なリズム。

クルリと円をえんぴつで描いては、さあて、梅のリズムはどんなかな?と
記して行けば、なんとも、梅のリズムは365日絶え間なく「梅」のビートを
変えながらも刻み影響を多大に与え続けている。

御見逸れいたしました!

暦は刻一刻と回転し続けて、思考のリズムばかりだと到底リズムは狂ってくるのがわかる。

でも、慌てずに、、、そう、耳を澄ませて、感じるのです。

鶯の様に春のお告げを喜び唄える時が、もうすぐだ!

春よ来い。

2017年2月21日火曜日

梅茶翁物語が始まりました

ようこそ、梅茶翁の部屋へ。

ひょんな流れから、梅林とのご縁をいただき「梅茶翁」が宿り始めました。
産声をあげるのを今か今かと愛おしみつつも
いただいたご縁から、不思議と考える暇を もたせぬ様な勢いある運びで、
気が付けば、梅についての様々な情報や、繋がりがありました。


昨年の春前に、東京から奥能登へお引越しをしました。
移住先で希望の場所へ移ったはものの、思う様に事が運ばず、
しょんぼりしていたところ、近くの集落のお爺さんお婆さんから
「うちらの梅林の草刈りを頼めないか?もう、来年からは出来ないと思う。」
といわれたので、その梅林へ行くと、、。

そこには、勢いよく生い茂った草に隠れる様に梅の木が、立っていました。
草刈りするのは初めてで、また、相当な面積の草刈りとなると、
1日では終われず、何日も通いました。

数日経ってから、草に埋もれていた梅の木達が、足元から姿を出し佇む様子は
なんとも神聖な姿に映りました。

ちょうど、青梅の収穫時期で、たわわに実った梅の実を、一粒づつ
収穫していきました。
ちょうど、この頃に奥能登で始めての、夏至祭を終えたばかりの友人達も
梅林へご案内し、皆で収穫をしました。
それでもまだまだ収穫が終わらないほど、鈴なりの実がなっていました。
申年の梅はまた、縁起がいいと言われるそうで、すっかりションボリしていたのも
忘れるほどに、梅仕事勤しみました。

仕込んだ梅を旅に持って出ては、風邪をひきそうな時には梅干しを5粒程食べると、
風邪も吹き飛んで行き、ひかずに旅を乗り越えることも幾度もありました。

また、梅の研究を半世紀近くされている通称「梅おばさん」のところへ
行くと、「どんな梅林なの?いつからある木なの⁉︎どんな人がどんな方法で栽培していたの⁉︎」と思ってもいなかった程の質問に、その時は曖昧で、こたえきれませんでした。
続けて梅おばさんは、「あなた、梅に見初められているのね、本気で梅に向き合うといいわ。そして、能の翁は、見たことあるの?機会があれば見るといいわ。梅にとっても関連ある世界だから。」と、それまで、厳しいくらいのトーンが、いっきに優しいトーンにかわりました。また、梅おばさんからは、貴重な、もう廃盤になっているだろう
梅おばさんが取材された時の梅図鑑記事をポンっと持たせてくださいました。
読み進めて行くと、梅のことをもっと知りたくなるばかり。
すっかり梅の世界へ入っていました。

冬入りしてから、はじめての剪定をし、今は雪の中に静かに春を待っている梅の木達です。

一本一本 に、昨年の御礼と、今年のご挨拶に
梅林で唄を届けさせていただきました。

今年、梅達にまた、たくさんの教えをいただき、ご縁あるみなさまと
未来の子供達へ繋がる何かを見守って行けたらとおもっています。

梅茶翁をどうぞ宜しくお願い致します。